竹間沢村(入間郡・河越領)

公開日:
目次

竹間沢(チクマサハ)村は郡の巽(南東)にあり、武蔵野の郷仙波庄と唱ふ、江戸より行程六里半(約25.53km)、村の四境東は新座郡舘村に隣り、南は同郡大和田町に交り、西は南永井町に及び、北は針ケ谷・鶴馬の二村に至り、乾の方は藤久保村に界せり、四方十七八町(約1.85〜1.96km)許の村なり、水田少く陸田多くして水損あり、民家八十八、この村の農民も九月九日を祝せずして十九日を祝す、村内に川越街道あり、大和田町より入、藤久保村に達せり、爰も御入国の後川越城附の地にて、領主は近村と同く遷替ありて、今は松平大和守が領分なり、検地は慶安元年(1648年)松平伊豆守糺せり、其後村内川越道の西の方十町(約1.09km)許を隔、武蔵野新田出来りしかば、延宝三年(1675年)同人検地せりと云、

高札場

村の東の方にあり、

小名

本村

柳瀬川

大和田町の内中野と云る所より入、針ヶ谷村に注ぐ、川幅七八間(約12.73〜14.55m)、此辺尾張殿鷹場にして、冬に至れば橋を架して道の便とす、されど時によりては冬にあらざれども、橋を架することあり、

西の方にあり、

用水

大和田町の内小名中野に溜井あり、その水を引て水田にそゝげり、

柳瀬川に添てあり、修理は公より加へらるゝ堤なり、

稲荷社

村民の持、

泉蔵院

新義真言宗、新座郡大和田町普光明寺末、青龍山と号す、本尊は不動なり、

三十番神社

村内の鎮守とす、

天神社

天王社

稲荷社

金毘羅社

地蔵堂

泉蔵院の持