福岡新田(入間郡・河越領)
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福岡新田は郡の巽(南東)にあり、爰も郷庄の唱及び江戸よりの行程は前村に同じ、民戸二十六、村の広さ東西へ二十五町(約2.73km)許、南北五町(約545m)、東は福岡村、西は亀久保村、南は駒林村にて、北は又福岡村に続けり、水田は少く陸田多し、本村(福岡村)薬王寺前なる沼より出る清水をもて用水となせども、やゝもすれば水損の患あり、此地元は芝野なりしを、時の領主松平伊豆守が開きて新田となせしより、川越城附の村となり、慶安元年(1648年)其家にて検地し、延宝三年(1675年)川越街道より東の方、十四町九段(約14.78ヘクタール)ばかり武蔵野開のところありしを合せて、松平美濃守が家にて糺せしことあり、領主の変遷は近隣と同く、今は松平大和守領分となれり、
高札場
村の中央にあり、
小名
谷中町
川通町
江川
東方にあり、新河岸川の枝川にて、福岡村薬王寺前の沼及近辺の清水集り、巽へ流れて再び新河岸川に合せり、川幅は凡十五間(約27.27m)許、
浅間社
僅なる塚上に立り、村の持、