小中居村(入間郡・河越領)
小中居村は大中居村の東に続き、庄名及び江戸よりの行程凡て其村に同じ、東西へ十一町(約1.20km)余、南北は五町(約545.45m)に余れり、東は古谷本郷に隣り、巽(南東)は久下戸村、南は並木村に境ひ、北は古谷上村に接せり、民戸五十五、水田多く陸田少し、水旱共に患あり、検地は慶安元年(1648年)松平伊豆守糺せり、又爰より一里(約3.93km)許を隔て古市場・福岡の辺に、武蔵野の内を闢きし所あり、そこは寛文元年(1661年)・延宝三年(1675年)・元禄七年(1694年)の三度に検地せり、御入国の後川越城に属せしかば、城主の変替に従ひ、今は松平大和守領す、
高札場
村の西にあり、
小名
台町
塚田
まかめ
鴻ノ沼
ほそ沼
つまの
木前
神明社
常光寺の持、
末社
稲荷社 牛頭天王社 金毘羅社
常光寺
天寺宗にて神明山遍照院と号す、古谷本郷灌頂院の門徒、住僧世代の内寛文十二年(1672年)五月九日豪順としるせし碑など墓所にあれば、此以前より建し寺なることは論なし、此外応安・康暦等の古碑も墓所にあり、本尊は千手観音を安置せり、
東光寺
是も同宗にて同寺の門徒なり、開山開基詳ならず、
薬師堂
弁天社
石観音
東光寺の持、