下新井村 附新田(入間郡・山口領)
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下新井村は河越城の南にあり、芳野庄に属すと云、此庄名土人の伝ふる所尤疑ふべし、郷庄上村と同じきか江戸より九里(約 35.34 km)の行程なり、家数八十、東は牛沼分に隣り、西は所沢新田に続き、巽(南東)の方は上安松村、北は中留村新田、南は北秋津村なり、東西八町(約 872.73 m)許・南北十五(約 1.64 km)町、土地高きを以皆陸田なり、さればしばしば旱損あり、御入国の後御料所にして、正保(1644年 〜 1648年)の頃は今井八郎左衛門が御代官所なりしが、今も御料所なり、検地は寛文八年(1668年)雨宮勘兵衛、延宝五年(1677年)三月今井九右衛門元禄三年(1690年)細井九左衛門糺せり、又当村の東北につづき元文元年(1736年)大岡越前守奉行し、上坂安左衛門検地せし当村持添の新田あり、
高札場
東の方にあり、
小名
わく井
古へ井ありし故の名なりと云、今は埋れり
四つ谷
御蔵
熊野社
村の鎮守なり、
不動堂
本尊二尺(約 60.61 cm)許の立像なり、行基の作なりと云、村民の持、古碑二基傍に立、たゞ文明(1469年 〜 1487年)の文字かすかに見ゆ、その余は読がたし、