大鐘村(入間郡・山口領)

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大鐘村は河越城より坤(南西)にあたりて五里(約19.64km)を隔つ、江戸より行程八里半(約33.38km)、爰も柳瀬庄に属す、相伝ふ昔此地より大鐘を穿出せしとありし故、地名起れりと云、こゝも元は山口村の内にて、前の数村と同じく分村せりと云ふ、村の四境東は新堀・川辺の二村にて、南へめぐりてすべて新堀にさかへり、西は勝楽寺村となり、北は堀口村に接す、東西六町(約654.55m)許、南北五町(約545.45m)ほど、水田少く陸田多し、武蔵定五郎が采邑にして、其賜はりしは年久しきことなりと云、

高札場

村の中程にあり、

小名

大町

川久保

宮久保

千手か谷

地蔵前

柳瀬川

勝楽寺村よりいり、川辺村へ達す、

稲荷社

荒神社

氷川社

山王社

以上四社、村の持、

陣屋蹟

村の中程にあり、潤さ五畝(約150坪・約495.87㎡)許、古地頭の住せし所なりと、今は竹叢となれり、