UbuntuにAntigravity2とAntigravityIDEをインストールした
訳あって、メインで使っているMacBookAirを修理に出してしまったので、しばらくの間、サブのUbuntu機をメインに使うことになった。尚、MBAの故障の原因は、「空調が結露して水滴がMBAの液晶にかかって故障した」である。夏の季節と猛暑というトレンドを満喫できているようだ。
というわけで、Ubuntuに、Antigravity2とAntigravity IDEをインストールした。
前提
Antigravity 2とAntigravity IDEは、ubuntuでのインストール用のパッケージは存在しない。deb、snap、flatpakからインストールできない。
antigravityのサイトからファイルをダウンロードしてきて、適当な場所に保存して、また、デスクトップ用のアイコンを設定しなければならない。
ダウンロードと解凍については、わざわざ書くようなことではないので、省略する。
ファイル類の置き場所
~/.local/opt/ 以下にAntigravity2とAntigravity IDEのフォルダを設置する。ダウンロードして解凍したものをそのまま置くなら、
/home/[username]/.local/opt/Antigravity-x64 # Antigravity 2のディレクトリ
/home/[username]/.local/opt/Antigravity-x64/antigravity # Antigravity 2のELF
/home/[username]/.local/opt/Antigravity IDE # Antigravity IDEのディレクトリ
/home/[username]/.local/opt/Antigravity IDE/antigravity-ide # Antigravity IDEのELF
のようになる。ELFへのパスは、.desktopの設定で必要になるので、ついでに掲載した。解凍したフォルダに含まれている。フォルダごとコピーすれば勝手に前述の位置に置される。
~/.local/については、geminiに質問したところ、次のような説明を得た。
~/.local は、Linux や Unix 系 OS において 「現在のログインユーザー専用のデータ・実行ファイル・ライブラリを格納する標準隠しディレクトリ」 です。 FreeDesktop.org が策定した XDG Base Directory 仕様 に基づいて定義されており、システム全体の領域(/usr や /usr/local)に対応する「ユーザー個人のローカル版 /usr」のような位置づけになっています。
XDG Base Directoryについての公式文書は、FreeDesktop.orgが公開しているXDG Base Directory Specificationであるようだ。
ユーザがダウンロードしたり自作したアプリは、どこにおいても実行権限を付与すれば実行できるが、お作法としては、.localの下に置くのが正しいらしい。
.local以下がごちゃごちゃすると気持ちが悪いので、.local/opt/を作成して、その中に保存した。
【補足】実行権限
念の為、ELFファイルに、実行権限をつけたほうがよいかもしれない。
chmod +x [ファイル名]
で実行権限を付与できる。
.desktopの設定
フォルダを適当な場所において、ELFファイル(antigravityとantigravity-ide)を実行すれば、antigravityもantigravity IDEも使える。ただ、「アプリを表示」にそれぞれが、表示されるようにしたり、サイドバーにアイコンを固定できるようにするには、.desktopファイルの作成と設定が必要になる。.desktopファイルで設定すれば、アイコンも設定できる。
アイコンファイルの準備
ダウンロードしてきたantigravityとantigravity IDEには、アイコン用のファイル(SVGかPNG)が含まれていない。自分で用意する必要がある。 私は、googleのantigravityのサイトのpressページから、画像をダウンロードして転用した。なんとなく、antigravity用のアイコンは「Icon - Full Color」を、antigravity IDE用のアイコンは「Icon - White」を使うことにした。
アイコンは、
/home/[username]/.local/share/icons/
の下に配置した。/home/[username]/.local/share/icons/hicolor/に置くと色々と便利らしいが、pngファイルの場合、画像サイズに応じてhicolor内での設置場所が変わるようで、それはそれでめんどくさいので、iconsに直置きした。
shareディレクトリもiconsディレクトリも、すでに存在していると思うが、気にしないでそこに配置して問題ない。
.desktopファイルの作成
プログラム本体とアイコンを関係づけたり、「アプリを探す」を実施できるようにするには、アプリごとに.desktopファイルを作成する必要がある。
今回の場合、antigravity用のantigravity.desktopファイルと、antigravity IDE用のantigravity-ide.desktopを作成する。ファイル名は何でも良い。
.desktopファイルは、
/home/[username]/.local/share/applications/
に配置する。applicationsフォルダはすでに存在するかもしれない。気にしないでよろしい。
今回の場合だと、
/home/[username]/.local/share/applications/antigravity.desktop # antigravity用のdesktopファイル
/home/[username]/.local/share/applications/antigravity-ide.desktop # antigravity IDE用のdesktopファイル
のようになる。
antigravity用の.desktopファイル
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Name=Antigravity2
Comment=Antigravity 2
Exec=/home/[username]/.local/opt/Antigravity-x64/antigravity
Icon=/home/[username]/.local/share/icons/Google-Antigravity-Icon-Full-Color.png
Terminal=false
Categories=Utility;Development;
StartupNotify=true
antigravity IDE用の.desktopファイル
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Name=Antigravity-ide
Comment=Antigravity IDE
Exec='/home/[username]/.local/opt/Antigravity IDE/antigravity-ide'
Icon=/home/[username]/.local/share/icons/Google-Antigravity-Icon-White.png
Terminal=false
Categories=Utility;Development;
StartupNotify=true
Execに、ELFファイルへの絶対パス、Iconに、アイコンファイルへの絶対パスを記載すれば良い。
【補足】実行権限
念の為、desktopファイルに実行権限を付与する。
今回の場合は、
cd /home/[username]/.local/share/applications/
chmod +x ./antigravity.desktop
chmod +x ./antigravity-ide.desktop
のようになる。
update-desktop-databaseの実施
最後に、update-desktop-databaseを実行する。appliationsディレクトリを引数にすること。
cd /home/[username]/.local/share/applications/
update-desktop-database ./
とする。
update-desktop-databaseをapplicationsディレクトリを引数として実行することで、アプリとアイコンの紐付けが行われ、「アプリを探す」からアプリを探せるようになり、また、サイドバーにアイコンを固定できるようになる。かならず実施すること。